2003年頃に「あまーい」のフレーズでブレークしたスピードワゴン。若手の登竜門である「エンタの神様」にも出演して順風満帆かと思われましたが、2006年頃からメディアへの露出が減っていきます。

そして、2010年にはツッコミの井戸田さんピンでの仕事が増え、小沢さんのテレビ出演がまったくといっていいほど減少します。この頃になると、「スピードワゴンって解散したんですか？」という言葉が投げかけられるように。

そこから9年経った今、スピードワゴンはどうなっているのでしょうか？そこで本記事では、スピードワゴンの現在の活動や収入、ネット上に流れている噂などを解説します。

ツッコミの井戸田潤さん、ボケの小沢一敬さんの2人からなるスピードワゴン。1998年12月11日結成で、元々は吉本興業に所属していましたが、のちにホリプロコムに移籍します。結成とほぼ同時期に始まった「爆笑オンエアバトル」へ長きに渡って出演し続け、チャンピョン大会では上位に食い込むなどして好成績を残していました。

その後、2002年にM-1グランプリ敗者復活にて勝ち上がり、初めて決勝へ進出。優勝こそしなかったものの、M-1グランプリにて知名度を一気に上げました。さらに、2003年以降は小沢さんがプライベートで使用していた甘い言葉をネタに盛り込み、「あまーい」のフレーズで大ブレーク。エンタの神様を始めとする有名番組へ出演するようになります。

スピードワゴンのツッコミ担当「井戸田潤」さんは、1972年12月13日生まれの愛知県出身。芸人さんのなかではイケメン枠に入るほど整った顔立ちをしており、2005年9月には女優「安達祐実」さんを射止めています。結婚発表当時、安達さんのお腹の中には子どもがおり、2人はいわゆる「デキ婚」。

子どもは2006年4月に出産し、井戸田さんは一児のパパに。しかし、2009年には離婚。離婚後も「復縁したい」と未練のあった井戸田さんですが、2014年に安達さんが再婚を発表したときには「彼女の幸せを願います」とコメントを残しています。

スピードワゴンのボケ担当「小沢一敬」さんは、1973年10月10日生まれの愛知県出身。ネタ作りは小沢さんが担当しています。小沢さんといえば、女子をキュンとさせる甘い言葉。

「地球上に今さ、人口って何人いるか知ってる？63億人いるの。63億人に1人に1秒しか会わなくても180年かかるの。それを俺たちどう？出会って5分以上経ってる。奇跡！乾杯！」

「来る途中キレイな花が咲いてたから買ってきたんだけど、もっとキレイな花が咲いてたから。」

などの名言を残しており、ファンからは「小沢さんかっこいい！」「名言は大切に使わせていただく」などのコメントが寄せられています。

スピードワゴンの井戸田さんには、ハンバーグ師匠というピンネタがあります。ハンバーグ師匠は「笑いの金メダル」のコーナーにて、井戸田さんが「俺だよ俺！ハンバーグだよ」とアドリブで言ったことから誕生したキャラクター。

当時は大スベリだったようですが、「あれだけスベったのに、ひな壇に帰ってきて座っていられる。お前、師匠だな。」「よっ、師匠！」などと周りからイジってもらえたため、徐々にネタとして確立していきました。

ハンバーグ師匠のネタは、ハンバーグに関するギャグを1つ言い、そのあとデェェェェンという効果音が入ってから「ハンバーーーーーグ！」と叫ぶのがお決まり。テレビでも、たびたびハンバーグ師匠のネタを披露しています。

2014年10月12日、雨上がり決死隊がMCを務める「アメトーーク」に小沢さんと仲良しの芸人チュートリアル徳井義美さんが出演。この出演をきっかけに、小沢さんの独特なキャラクターに注目が集まります。

そして、翌年1月22日には小沢さんをフィーチャーした「小沢という変人」というコーナーが放送されました。ここで「SEKAI NO OZAWA」、略して「セカオザ」の愛称が定着。ナルシストだけど、なぜか憎めない小沢さんのキャラがウケて再びメディア出演が増加するようになりました。

一度はメディアへの露出が減ってしまったスピードワゴンでしたが、2019年現在数本のレギュラー番組を持ちます。バラエティ番組「オザワナイト」や「にちようチャップリン」、生活情報番組「ノンストップ！」など、幅広いジャンルで活躍しています。コンビでの出演はもちろんですが、それぞれピンでの活動も多いようです。

スピードワゴンは2013年5月19日より、2～3か月に1度の間隔で定例ライブ「東京センターマイク 〜スピードワゴンと数組の漫才師〜」を開催しています。東京にある「しもきた空間リバティ」にて行われており、毎回実力派から若手まで数組のゲストを呼んでいます。ファンからも好評な人気ライブです。

M-1決勝に進む前の月収は3000円でしたが、M-1後にテレビ出演が急増して100倍にもなったとスピードワゴン本人が語っています。単純計算だと月収は30万円。しかし、M-1出場から10年以上も経っているため、今も30万円かは分かりません。

むしろ、テレビの出演も安定している今、より多くの月収が予想されます。ちなみに、小沢さんの愛車は500万～800万円ほどするBMWの「Z4」で、井戸田さんはハーレーに乗っているとのことでしたので、かなり稼いでいることが分かります。

スピードワゴン小沢さんは過去に一度、「目が見えにくい」とTwitterで報告しています。「DAZN for docomo SPORTS LOUNGE」のオープニングセレモニーに出演した際にも目の状態を聞かれ、小沢さん自身は「起きてしばらくは、シャーッてレースのカーテンの中にいるくらい見えない」と病気をほのめかすような発言をしています。

しかし、その場にいる人たちを心配させないためか「病気ではなくて老眼なんです」と説明。これに対し、相方の井戸田さんは「老眼じゃないでしょ…同じ事務所の西川先生に聞いてみる？」と、女医兼タレントの西川史子さんへの相談を持ちかけています。

結局、それ以降目の状態についての報告はありません。そのため、小沢さんの目が病気であったかは不明なまま。しかし、目が見えにくいのは明らかに異常ですし、病気である可能性も高いです。目の病気か、病気でないかをハッキリさせ、これからも健康に芸能活動をしてもらいたいものですね！

2005年に結婚し、わずか4年後の2009年に離婚してしまったスピードワゴンの井戸田さんと安達祐実さん。結婚当初、安達さんは「育児に積極的に参加してくれるんです」と嬉しそうに語り、夫婦円満かと思われていました。では、なぜ離婚したのか。それは井戸田さんの不倫が原因です。

週刊誌に不倫のことを問い詰められた井戸田さんは、「軽率な行動でした」と謝罪しています。離婚後は別居しながらも子どもを一緒に育てるなどして、ほどよい関係が続いていたようです。しかし、2014年に安達さんが再婚したことにより、それぞれの道を歩むこととなりました。

スピードワゴンの2人は現在独身です。過去に井戸田さんは安達祐実さんと結婚していましたが、離婚後は再婚の報道も噂もなし。一方の小沢さんは彼女の噂が流れたこともありますが、結局結婚には至っていないようです。現在2人に彼女がいるのかどうか不明ですが、ルックスもよく、お笑いのセンスもありますから、彼女の1人や2人くらいはいるでしょう！

こちらはスピードワゴンの「美人」というネタです。会話のなかに小沢さんの名言も盛り込まれており、スピードワゴンらしさがたっぷり詰まった漫才。この動画を見た視聴者からは「この2人じゃないとできない漫才」というコメントが寄せられています。

一時期メディアからの露出が減ってしまったスピードワゴン。しかし、現在はレギュラー数本に定例ライブなど、順風満帆な芸能生活を送っているようです。また、テレビで2人のネタを見る機会こそ減ってしまったものの、それぞれの実力を活かしてピンでのメディア出演が増えています！