現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーとは？
ホイス・グレイシーは、ブラジルの男性柔術家であり総合格闘家です。リオデジャネイロ出身で現在は、アメリカ合衆国のカリフォルニアに住んでいます。グレイシー柔術六段で、UFC 1・UFC 2・UFC 4の王者の座を獲得しています。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーの身長は？
生年月日は1966年12月12日で、身長は183㎝、体重は80kgでライト級ではありまずか、大柄で格闘技をする姿にも迫力がある選手です。また、優秀な格闘家には身長が180㎝代の選手が多いといわれていて、身長が190㎝をこえると、手足も長くなるために身長が180㎝代の選手と同じ動作をするにしても大きく動くことになり多少動きが鈍くなります。
そのため、身長が190㎝を超える選手よりも身長が180代の選手の方が動きが俊敏になるようです。また、身長170㎝代の選手は、動きは俊敏ではありますが、やはり身長180㎝代の選手よりは骨格も小さく、格闘技では不利になってしまうこともあるようです。そのため、一概には言えませんが、身長180㎝代の選手がもっともバランスが良く有利なのではといわれています。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーが死亡？死因は？
格闘技で活躍のホイス・グレイシーに死亡したという噂があるようですが、死因は何だったのでしょう。ホイス・グレイシーの死因について調べてみましたが、ホイス・グレイシーは死亡していなく、現在も生きているようです。どうして、ホイス・グレイシーについての「死因は何？」という噂がでてしまったのでしょう。
それは、ホイス・グレイシーと名前が似ていて、同じグレイシー族であるハイアン・グレイシーが死亡したことで死因が話題になったためのようです。ハイアン・グレイシーは、「グレイシー族最凶の男」ともいわれ、桜庭和志選手と戦ったこともありましたが、2007年12月15日、サンパウロの拘置所で死亡していたことが発見されました。死因は、目立った外傷はなく心臓発作といわれています。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーはグレイシー族
ホイス・グレイシーは、グレイシー族の1人です。グレイシー族とは、ブラジルの柔術家一族のことで、日本の柔道家前田光世が、カーロス・グレイシーに技を指導したことがはじまりです。グレイシー族は、桜庭和志選手と戦うことでも有名で、ホイラー・グレイシー、ホイス・グレイシー、ヘンゾ・グレイシー、ハイアン・グレイシーが桜庭和志選手に挑んだときは勝利できませんでした。
ヒクソン・グレイシーは桜庭和志選手から対戦を要求されましたが、桜庭和志選手の申し入れを拒否し、ホイス・グレイシーが桜庭和志選手と再戦した際には勝利しました。その後、2010年にハレック・グレイシーが桜庭和志選手に挑んで勝利をおさめています。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーのグレイシー族の最強は誰？
ブラジルの柔術家一族のグレイシー族ですが、基本的には「エリオ」と「カーロス」の２人の息子たちが有名です。エリオ・グレイシーはグレイシー族の中でも本家といわれていますが、7人の息子がいて、三男が最強といわれているヒクソン・グレイシー、六男がホイス・グレイシーです。ホイス・グレイシーは、最強である三男のヒクソン・グレイシーの次に日本でも有名だといわれていますが、UFCの初期では最強の強さを誇っていました。
もともと、三男のヒクソン・グレイシーが最強といわれたのは、活躍当時の総合ルールで最強だったホイス・グレイシーが、「兄のヒクソン・グレイシーは自分の十倍強い」と発言したためでした。ヒクソン・グレイシーはMMAでの戦績はそこまで凄くはなく、総合ルールではホイス・グレイシーが最強なのではないでしょうか。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーの戦績は？
ホイス・グレイシーは、幼少期からブラジリアン柔術を勉強してきました。そして、18歳でエリオ・グレイシーから黒帯を授与されました。その後、1993年から開催された総合格闘技大会「UFC」で3度も優勝するという戦績を残ししています。その後は、1995年4月7日にはUFC 5のスーパーファイト王座決定戦で時間切れで引き分けとなり、王座獲得に失敗しました。
その後の戦績は、1999年12月のオスカー杯ブラジリアン柔術大会でヴァリッジ・イズマイウと対戦し、送り襟絞めで失神させられ一本負けしました。2000年1月30日にPRIDEに初参戦した際の戦績は1回戦で高田延彦選手と対戦し、判定勝ちしています。その後は、5月1日に行われたPRIDE GRANDPRIX 2000の決勝戦の2回戦で桜庭和志選手と対戦し、TKO負けという戦績を残しました。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシー
2002年8月に、Dynamite!で吉田秀彦と対戦したときは袖車絞めを極めた吉田がホイスが落ちたとアピールしたためレフェリーストップ負けしました。そして、2003年にはケン・シャムロックとともにUFCの殿堂入りを果たし、11月21日のUFC 45で表彰式が行われました。また、同時にUFC公式サイトで投票された「UFC歴代人気ファイターベスト10」において第3位にランクインしました。
そして、12月31日のPRIDE SPECIAL 男祭り 2003で吉田秀彦と再戦した際は、寝技で攻め続け圧倒しましたが、判定なしの試合だったため引き分けとなりました。また、2004年にはK-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!で曙と対戦してリストロックで一本勝ち、2005年12月31日にはK-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!で所英男と対戦し、引き分けとなっています。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーはバラエティにも出演
ホイス・グレイシーは、2004年3月に放送された「さんまのSUPERからくりTV」の企画に出演しています。この企画では、3分3Rのスパーリングマッチでボビー・オロゴンと対戦すれるというものでしたが、2Rに流血したものの腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしています。大物格闘家でありながら、バラエティ番組にも出演したことでファンの人たちはうれしかったことでしょうね。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシーの性格は？
ホイス・グレイシーは、曲がったことが嫌いな性格で白黒はっきりさせたい性格をしているようです。さすが、格闘家らしい性格をしていますね。また、試合の際には、レフェリーやジャッジのさじ加減で勝負の結果が決まることをほかの選手よりも極端に嫌う傾向にあり、判定決着無しの特別ルールを要求することが多いようです。男同の1対1の勝負で誰かに試合の決着を決められるのが嫌なのでしょうね。
また、とても努力家な面もあり、「不可能なんてない」という気持ちが強く、「トレーニングをして、トレーニングをして、トレーニングをすれば、試練は乗り越えられる」と語っています。努力を積んで、何事も可能にしてしまう力がホイス・グレイシーには備わっているのですね。
現在は死亡？現役？格闘技・ホイス・グレイシー
現在は現役を退いているホイス・グレイシーですが、死因説は間違いであったようで安心しました。現在は、1年のうち7ヶ月は海外を回り、世界中で格闘技を教えたりコーチをしたりしているようです。「自分が経験したことを今の若い人たちに教えたい」と語るホイス・グレイシー。そんな彼に格闘技を教えてもらえる格闘家は幸せですね。
